勇気をもって講習会に!

サッカー指導法

この記事では、エビングハウスの忘却曲線を理解し、それがサッカーの指導者講習会などでどのように活かされているかを確認することで、ライセンス講習会や研修会へモチベーション高く挑めるように、お話を展開したいと思います。

お話しする内容

  • エビングハウスの忘却曲線
  • サッカーの講習会で実技と講義が交互にあるわけ
  • 指導実践試験は必須のアウトプット
  • みんなで受ければ怖くない!

エビングハウスの忘却曲線

エビングハウスの忘却曲線とは、人が忘却するメカニズムを端的に表したグラフで、
ドイツの心理学者:ヘルマン・エビングハウスが考案したものです。
現代では、主に効果的な学習方法を見極めるために用いられています。

忘却曲線 - Wikipedia

忘却曲線には節約率という考え方が用いられています。
例えば、最初に何かを覚えるまでに10分間かかったとし、20分後に覚え直そうとした時に約4分かかったとします。
この場合、覚え直すのに最初と比べ、6分節約したことになるので、
節約率は 6(節約された時間)÷10(最初に要した時間)=0.6= 60% となります。
それをエビングハウスは実験により以下のように結果をまとめています。
20分後には、節約率が58%
1時間後には、節約率が44%
約9時間後には、節約率が35%
1日後には、節約率が34%
2日後には、節約率が27%
6日後には、節約率が25%
1ヶ月後には、節約率が21%
復習すれば、1回目よりも短時間で記憶を戻せることが分かっています

サッカーの講習会で実技と講義が交互にあるわけ

サッカーの講習会、特に指導者ライセンスを取得する養成講習会では、
実技と講義(座学)が入り混じっています。
それは、簡単に言うと、座学で学んだ事を自分の体で体験するという実技で、すぐに復習することができるということです。(逆もまた然りです)
講義で学んだ事を実技(指導実践)で活かし、また、講義でフィードバックをする…という流れです。


ウォータールー大学の実験では、被験者の記憶量と復習による効果をまとめています。

  • 講義内容を復習しない場合、30日後にはほとんどの知識を忘れる
  • 講義から24時間以内に10分の復習をすると、記憶が100%(講義直後の状態)に戻る
  • 講義から1週間後に2回目の復習をすると、5分で記憶を取り戻せる
  • 講義から1か月後に3回目の復習をすると、2~4分で記憶を取り戻せる

指導実践試験は必須のアウトプット

先に、講義で学んだ事を指導実践で活かす…と話をしましたが、
この指導実践は実技としてC級ライセンス以上を取得する時には必須になり、
最終試験もこの指導実践の得点の割合が高くなっています。
講義で学んだ事を、実際に指導するという形で復習しますので、
エビングハウスの忘却曲線から考えると、最高の学習方法と考えられます。

みんなで受ければ怖くない!

しかし、指導経験者でも、まして、指導経験のない方にとっては、この指導実践(の試験)は、
非常に難しいものになります。
でも、講習会には、仲間がいるのです!
実は、この仲間が非常に重要です。それは指導実践で「分かったふりをしてくれ!(笑)」と頼むことではありません。
辛い講習会をともに乗り越えてきた仲間は、指導実践で選手役としてプレーする時に、誰よりも監督の貴方の考えを理解し、動いてくれるはずです。
私が経験した仲間の重要性は、また別の機会に譲るとして、これを読んでくださっている方に、講習会を受講することに躊躇している方がいらしたら、ぜひ、勇気をもって、一歩を踏み出してほしいと思います。

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